推しを立体化したい話 2
いやもうほんまにびっくりしちゃった。今までミリも踏み入れたことがない世界だったのでこんなに親切丁寧な総合サイトがあるのかと。福利厚生がすごすぎる。この界隈に踏み入れてから本当にずっと福利厚生…福利厚生…と呟くbotになっている。親切にしていただいて気付いたらズブズブの関係になってるやつじゃないですか!?すごくないですかこれ。
前記事の通りつくりたい方向がなんとなく決まり、Google先生を訪ねた私はとんでもない福利厚生充実サイトに出会ってしまったわけです。
なるほど等身の説明…カスタムドールをつくるだいたいの流れ…なるほどな…。説明を読むだけでなんとなくわかった気になり出来る気になってしまう。福利厚生。
身体はピュアニーモXSサイズ男の子に決定。1/6スケールというものらしい。様々な互換性もあるようですが理解ができなかったのでまずはこの身体とだけ向き合うことを考えます。
paraboxのネットショップから購入しようとしたら在庫がなくてちょっとびっくりしちゃったけど楽天のほうでなんとか注文。夜中の勢いで。善は急げって言うし…。
そしてお顔選び。paraboxのすごいところは等身に合うお顔が一覧表示されていて、さらに身体と顔を合わせた素体のみの画像も見れるところ。いやほんとに助かる。福利厚生。
シュッとしたお顔からぷにぷにしたお顔までたくさん種類がありましたが、私の絵柄がどちらかというとムニムニとしたお顔の絵柄なのでぷにぷにとしたものたちから選んでいくことに。
推しは三白眼でそもそもおめめが大きくなく…口角が上がってるよりかは下がってるほうが多くてな…と選んで「chara」に決定。さすがにこの時点でお顔を描く気はなかったので彩色済みヘッドのなかでも口角下がってるおくちをしていたので。この時点では描く気なかったんですよ、この時点では…。
そうしてお顔も深夜の善は急げ行動により購入完了し、待つこと1日。
1日ですよ。
翌日着くんかい。福利厚生すごいな…。
つくろうと思い立って素体が揃うまで1日しかかからなかったわけです。何?
これから推しになるもの
これだけで興奮できた。これからこの子が推しになる…すごい…神じゃん…。
小さめのものを想像していたけど思ったより大きい。でもすごくいい。わからないなりにかなりいい。
本当に何もわからなかったので勘で選んでしまいましたが世に出回っているウィッグやドールアイ、お洋服の一番多いサイズから探すのもありだったな…と後から思いました。
というのもこのcharaヘッドのドールアイは12mmなんですが、他よりすこし種類が少なめみたいで。ウィッグは5インチでこれまたすこし少なめ。でもサイズ感このくらいがよかったしな…しかたなかったんですけどね。もう一度選ぶ機会があるならもう少しサーチしてから考えてでも結局同じものにしそう。これが正解や。なぜならかわいいから…。
素体がそろったところで次回・ドールアイを選ぶ話です。
推しを立体化したい話 1
推しを立体化したい。自創作の。
自分で生み出してしまった自分の推しというものはいわば自分が神であり自分しか公式ではないので何から何まで自分でやらねばならない。
駄々をこねたり脅したり時には押し黙ったり、あらゆる手を尽くして心優しい友人らから推しの二次創作を得てきたが、こと立体化に関しては本当に自分でやるしかない。本当に自分でやるしかない。
はじめに羊毛フェルトでなんとかしようとした。しかし羊毛フェルトには前科があったため挫折した。
前科(シマウマ)
次にこむぎねんどでなんとかしようとした。軽い上に小さいので何にもならなかった。カビも生えた。
おためしにつくった虚無
blenderをやるには知能がなかった。そして画面からは出てきてほしい。それはそれとしても、MMDで踊り狂う推しは見たい。他力本願寺。
そんな折、100円ショップでドール素体に加えてドールフェイスも販売されていることを知った。
いやこれだわ。
ドールにはずっと興味があった。Blytheが流行った世代というのもあるかもしれないし、それこそ音楽に合わせて容姿を変える初音ミクや大人になってドハマりしたプリパラの影響も大きい。
100均で買える時代か。とうとう覚悟決めて手を染める時が来た。でもせっかくなら等身がやや高めのお人形がほしい…でも本当に何一つどうしていいのかもわからん…本当にわからん…
ところがオタクの住むツイッターランドにはドールの住人がそれなりにいる。みんな!どの呟きがいつ誰の命を救うかわからないから今ハマってる物事は絶対呟いておこうな。本当に救われましたありがとう。
まずはそんな先人たちの声を聞き、先人たちのお子たちを観察することにする。
…お人形の種類やメーカーによって呼び方が違う知見を得たがしかしそれがなんなのかがさっぱりわからない。オビツ、SD、1/6や1/12…幼SD…いやわからんて。
等身が低いのもマスコット的になってしまうし、大きすぎるのもドキドキしすぎて心臓に悪いかもしれない。でもそもそもどこからが大きい部類なわけ?普通ってどのくらい?何から考えればいいの?わからんて…。
そこでドールのお子にも会ったことのある友人に助けを求めてみて、「何がわからないかわからない状態」から「とりあえずなんとなくわからないものの輪郭が見えた状態」になんとなくスキルアップ。ありがとう有識者。
私がやりたいことは「ドールをカスタムして推しをつくること」。それには「既存ドールを購入してウィッグや瞳などをカスタムしていく」方法と「素体を購入して全て自分で合わせていく」方法がある…のかなという結論に。
ほしいドールのメーカーなどもパッと浮かばず(Blytheが大好きだけど推しの雰囲気に合わなかったので今回は見送り)既存ドールをお迎えしても髪型や瞳、衣装など総とっかえになってしまうのはすこしもったいないかな(悪意はありません)…と思うのもあり、今回は初めてだというのに後者の「素体を購入して全カスタム」という方向に舵を切ることに。
この時本当にもう後には戻れねえ…と思ったのを覚えています。
まずは素体を探そう。Google先生に聞こう。なんでも答えてくれる。
次回、paraboxという全知全能神サイトに出会う話。